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【アタラメンバーに聞く】尖ったアタラメンバー、人生の転機になった一冊を教えて!〜データイノベーションコンサルタント編〜

こんにちは。アタラのマーケティングチームです。

“職人集団”と呼ばれることの多い、アタラメンバー。“職人”と呼ばれるからには、そんな人生の方向性を決めた“何かきっかけ”があるのではないか……。

そう考えた私たちは、人生の転機になった本、その一冊をメンバーに聞いてみました。

結果、さまざまなジャンルのいろんな本が登場。今回は、データイノベーションコンサルタントチームメンバーの「人生の転機になった一冊」をご紹介します。

アンケートの設問
1.この本にいつ出会いましたか
2.この本に出逢ったきっかけを教えてください
3.この本に出逢った時のエピソードがあれば教えてください
4.この本のどんな点に感銘を受けましたか?
5.この本をどんな人にお薦めしたいですか?
6.この本との出逢いを通じて、業務に役立っていることがあれば教えてください。

あきらめない気持ちを思い出させてくれる『SLAM DUNK』

寺本桂(マネージャー/コンサルタント)の人生の転機になった一冊

  1. いつ:小学校

  2. きっかけ:兄弟姉妹の推薦

  3. エピソード:(なし)

  4. 感銘を受けた点:単純にこれがきっかけで運動音痴なのにバスケ部に入ったということもありますが、人生のいろいろなタイミングであきらめない気持ちを思い出させてくれます。

  5. どんな人に読んでほしいか:モチベーションや次の一歩に迷いがある方

  6. 役立っていること:「最後まで自分の気力体力をすべて使い切ってやった」といえる仕事をしたか問いかけるようにしていますが、その姿勢をとるきっかけの一つになっています。

“あきらめたら
  そこで試合終了だよ”
安西先生の名セリフを思わず思い出してしまいました。人生のいろいろなタイミングで呼びかけ、行動させてくれる作品、まさに“本の力”ここにあり、ですね。


お金への潔癖すぎる考え方が変わった『金持ち父さん 貧乏父さん』

児玉典晃(コンサルタント)の人生の転機になった一冊

  1. いつ:30代

  2. きっかけ:メディア上での推薦(尊敬する人、自分がファンの人による推薦)

  3. エピソード:(なし)

  4. 感銘を受けた点:家族や学校教育で学ぶことがなかったファイナンス教育を初めて体験した本です。お金について潔癖である(自分も含めた)日本人にとって考えを大きく変えるきっかけになりました

  5. どんな人に読んでほしいか:2022年4月から高校で金融教育が義務化になりますが、もっと早くても良いと思っているので、小さな子どもを育てている親御さんも読んで欲しいです。そして小さいうちから子どもに教えていくことが望ましいです。
    つまり全ての年代の方に薦めたいです。

  6. 役立っていること:アタラに限った話ではないですが、心に余裕を持つための施策を学ぶことができたので、(生活する)お金のためだけに働かなければならない焦りがなくなり、自由な発想で自信を持って働くことに貢献してくれたかもしれません。
    なんか啓発しているみたいな感じになってきたので、ここらへんで締めます(笑)

ファイナンス教育を受けてこなかった日本人。お金に対して潔癖でありすぎる日本人。そこを脱却することが、“自由な発想で自信を持って働くこと”につながる。子どもはもちろん、自信なく働く大人の皆さんにもぜひオススメしたい1冊ですね。

▼児玉が執筆した記事はこちら▼


民主化って僕の人生の永遠のテーマなのかもしれない『「秋葉原」感覚で住宅を考える』

村田直哉(コンサルタント)の人生の転機になった一冊

  1. いつ:大学

  2. きっかけ:先輩・上司の推薦

  3. エピソード:大学・大学院時代は建設工学専攻でした。建築家である教授の書かれた本で、気になるタイトルでふいに手に取った、という感じ。

  4. 感銘を受けた点:タイトルにある「秋葉原感覚で」とは、パソコンマニアが既製品を使わずに、秋葉原で部品を集めてオリジナルのPCを安く・自分好みに構築する様をなぞっています。
    つまり「素人による建築のセルフビルドはいかに可能か」についての論考をまとめた本です。
    専門家にしか扱えないスキルのように見える建築技術も、はじまりは身の回りにある石を積むだけだったわけで、素人技術の延長上にあるもの。トライ&エラーを繰り返しながら試行することで、ホームセンターにある材料だけで自宅を建てることは可能である。
    またそのプロセスを通じて「自分の暮らしの本当に必要なもの」を見極めて選ぶことにもつながる。
    一度自分で作ったものなので、改修が必要になっても、その時期に必要な新しい家の形に自由に自らの手で作り替えることができ、形を変えながらも永く愛されるものになる。
    スーパー建築家によるカッコイイ建物よりも、専門技術を素人技術に引き寄せて作られた、オリジナルでサステナブルなものづくりのほうが大切なのでは、という思いを強くするきっかけになりました(そこから僕は住民参加型の空間デザイン手法の研究を始めたりします)。

  5. どんな人に読んでほしいか:真のスキル民主化とは何か、を追い求めている人

  6. 役立っていること:この本に出会ってから約10年後、専門家技術の(ように見える)プログラミングを介さず、素人技術だけで扱えるBIを駆使した「データの民主化」の仕事に取り組んでいますが、理念だけでなく具体の事例でも通じるがところ多く、今でも折に触れて振り返る本です。
    民主化って僕の人生の永遠のテーマなのかも、なんてことを思ったりしています。

建物もデータも、素人であっても自らが構築したものには愛着も持てるしずっと活用される。1984年、約40年前に発行された本ですが、「ものづくり」の根幹はずっと変わらないことを感じさせられました。

▼村田が執筆した記事はこちら▼


自分のいる現在の環境は広い世界の一部に過ぎない『WORLD JOURNEY』

阿部賢太郎(コンサルタント)の人生の転機になった一冊

  1. いつ:高校

  2. きっかけ:友人の推薦

  3. エピソード:(なし)

  4. 感銘を受けた点:世界へ飛び出すことへのワクワクを掻き立ててくれました。

  5. どんな人に読んでほしいか:日常や今の状況を飛び出して大きなことに挑戦したい人

  6. 役立っていること:自分のいる現在の環境は広い世界の一部に過ぎない、という視点を持たせてくれています。

コロナ禍以降、世界へ飛び出すこと自体が難しくなっている今。今こそ、自分の今いる環境は世界のほんの一部にすぎないという視点を忘れずに、日々を過ごすことが本当に大切なのかもしれません。

▼阿部が執筆した記事はこちら▼


「人生の転機になった一冊を教えて!」シリーズはまだ続きます。どんな本、どんなエピソードが出てくるのか、お楽しみに!

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※この記事の情報、著者所属、肩書等は公開日当時のものです。

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