広告運用未経験の私がアタラでマネージャーになるまでのリアルな話
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

広告運用未経験の私がアタラでマネージャーになるまでのリアルな話

「CPC?CTR?CVR?CPA?」

入社後初めて参加した社内会議で飛び交う3文字略語の嵐に、私は泣きそうになりました。2016年3月、運用型広告のプロフェッショナル集団であるアタラ合同会社(以下アタラ)に業界未経験で入社した私は、高校~大学時代に培った英語力だけを武器に、広告業界の荒波に飛び込みました。

大学卒業→総合電機メーカー勤務4年→音楽バンド活動2年というねじ曲がったキャリア?を経てアタラに28歳で入社。入社から5年半ほど経過した2021年10月現在、私はアタラの広告運用チームの(プレイング)マネージャーとして、自身の担当案件を持ちながら、チームビルディング、マーケティング活動、採用活動と日々奔走しています。

自己紹介が遅れました。私はアタラの広告運用チーム(マーケティングコンサルティングチーム、通称マーコン)でマネージャー/コンサルタントを務める高瀬優と申します。

本記事では、未経験入社からマネージャーになるまでの4年半(と現在に至るまで)、アタラでの私のキャリアを赤裸々に振り返りたいと思います。同じ広告業界はもちろん、異業種でもご自身のキャリアに悩まれている方の一助になれば幸いです。

入社1年目:ただただ必死にくらいついていった

連結で社員数5,000人規模の総合電機メーカーから、(バンド時代を経て)超少数精鋭のアタラ(入社当時は兄弟会社含めた従業員数は30名程度だった気が)に入社した私。コロナ禍以降のいまだからこそ浸透しつつありますが、当時では珍しく基本リモート、出社義務なしと新しいワークスタイルを実現しており、これは私がアタラを志望した動機のひとつでした。

未経験入社1年目で私が取り組んだことは、とにかく必死にくらいつくこと

幸い、当時の役員/マネージャー含め、諸先輩方が、彼らの担当案件に私をサブ担当的なかたちでアサインしてくれたので、これら案件のOJTを通して色々と学んでいきました。専門用語理解、広告の入稿、運用、レポーティング、クライアントとの定例会でのいろは、エクセルの操作方法や資料作成のノウハウまで、基本的なスキルセットやマインドセットを叩き込まれましたね。叩き込まれたとはいいつつも、先輩方の背中を見て自分自身で叩き込んでいったというのが正確かもしれません。それこそ、自分のメイン担当ではない案件で、「定例会資料を作らせてくれ」と頼み、資料作成を通して知識を叩き込んだりもしました(これは結構いいエクササイズとなりました)。

また、2年ぶりの会社員復帰だったため、多少の気の緩みもあり、色々とこっぴどく叱られたのは今となってはいい思い出です。当然落ち込みはしますが、叱られたあとに「他に直すべきところはありますか?」と懲りずに先輩社員に聞き、驚かれたこともあったような気がします。とにかく様々なことを貪欲に吸収しようと必死でした。

肝心の唯一の武器であった英語ですが、これが実はかなり役立ちました。同業界の方であれば分かるかと思いますが、主力の広告プラットフォームやツールを提供しているのはほとんどが海外企業です。そのため、最新情報も英語となるので、積極的にインプットとアウトプットを重ねていくことができました。

オウンドメディアUnyoo.jpでの最初の記事執筆は、以下Merkleのデジタルマーケティングレポート(もちろん英語)の紹介でした。入社1ヶ月ぐらいのタイミングでCEOの杉原から「英語できるんだったらこのレポート記事化してみてよ」と振られたのがきっかけです。

初めてのメイン担当案件も、グローバルに事業を展開するクライアントで、コミュニケーションは英語でした。広告運用のスキルセットはもちろん、コンサルテーションの基礎も学べた気がします。

以下がその事例です。

あとは、社内でのポジショニングも意識するようにしました。これはCEOの杉原が、入社前からポジショニング戦略の重要性を説いてくれたことも関係しています。

当時、現フェローの有園雄一さんと岡田吉弘さんが役員で、お二人ともそれぞれ異なる分野で尖った存在でした。社内の雰囲気も、尖ることを良しとする感じでしたが、私は有園さんと岡田さんを足して2で割ったようなポジションもありなんじゃないかなぁとふわっと思っていて、自分の目指す方向性としてはこれが一番しっくりくると感じ、2年目以降もこの方向性を意識して仕事に取り組むことになります。

入社2年目:海外出張と大型案件メイン担当が転機に

1年目で基礎を固めていった私に、2年目で転機が訪れます。きっかけは、海外出張と大型案件のメイン担当就任です。

1年目の中でも触れたとおり、基本的に業界の最新情報は海外発となります。英語が強みのひとつであった私に、CEOの杉原は「海外カンファレンスに行こう」と声をかけてくれました。そして(半ば強制的にw)杉原と一緒に初めての海外カンファレンスに参加することになります。人生初の海外出張です。

参加したのは、検索エンジンマーケティングをテーマにした大規模イベント「SMX(Search Marketing Expo)」の上級者向けカンファレンス「SMX Advanced」。米国西海岸のシアトル市で2017年6月13日、14日の2日間にわたって開催されました。

情報の発信源である米国でプロフェッショナルな人たちが話すセッションは、それはもう刺激的でした。当然、帰国後は現地でのインプットをアウトプットしなければならないので、以下レポート記事を書きました。

このレポート記事が割と好評であったようで、MarkeZineにも転載していただきました。外部メディアでの初めての露出です。これがきっかけで、社内メンバーからの注目もグッと上がった気がします。

N3vQy-Wveqov6htXjdGBhEo4XUclPTAO7tHhzQOyN4EQkMkP_rBSgpBx6iGgTigA6vH3MbspUHqiV46iOX1pEun6C0_sKyaURN1M2v9tgyKQjnKT37fqkWkIo0y_bBMSKのコピー2
”The Mad Scientists Of Paid Search”(検索連動型広告のマッドサイエンティストたち)の様子

以降、味を占めた私は、半年に一回のペースで海外カンファレンスに参加することになります(コロナ禍以降行けていないので、海外出張行きたい欲Maxです!)。

転機2つ目のきっかけは、大型案件のメイン担当就任です。マーケティング活動においては、上記の外部メディア露出などもあり社内でも多少目立てていましたが、担当案件の粗利の観点ではまだまだ会社への貢献はできているとは言えませんでした。そんな中、アプリ広告のお問い合わせがあり、迷わず手を上げました。

アプリ広告の提案は無事通り、さらにはこの提案が好評だったようで、ウェブ上でのコンバージョン目的の広告に関しても提案を求められました。ウェブ広告の提案は当時の先輩が実施し、これも無事通りました。初めての大型案件担当スタートです。

この案件は、規模もさることながらオペレーションも複雑だったので、私1人で対応しきれないことは明らかでした。マネージャーは本案件に他2名をアサインすることを了承してくれたので、私がチームリーダーとなって3名体制での運用となります。バンドマン時代は、バンドのマネジメントやプロモーションなどをリーダーとして実施していましたが、会社員としてチームリーダーとなるのは初めてでしたので、最初のうちは色々と苦労もありました(とは言いつつも、バンド時代の経験もそれなりには役立った気がします)。

チームで運用していく中で、メンバーによるミスも何回か起こりました。リーダーとして先方に頭を下げると同時に、どうやったらミスをなくすことができるか、メンバーと話し合いながらオペレーションの精度を高めていきました。自分一人でやった方が早いという発想もあるかと思いますが、物理的に一人での対応は無理だったので、とにかくチームでの運用が軌道に乗るような工夫はしていったと記憶しています。先輩からアドバイスを受け、他チームに協力を仰ぎ、APIを使った簡易的な自動運用ソフトも作ってもらいました。これがミス防止にかなり効果的で、チームでのオペレーションも軌道に乗りました。

結果的に、この大型案件は約2年続きました。取り扱い金額が大きかったこともあり、各媒体担当者とのやり取りも本案件を通して経験できました。先進的な取り組みにもチャレンジできましたし、金額としても大きかったので、マーケティングだけでなくセールスにおいても会社全体に貢献できるようになりました。

入社3年目:外部イベントでの登壇を実現

大型案件の担当や、Unyoo.jpの記事執筆を中心としたマーケティング活動に奔走している中で、翔泳社主催のイベント「MarkeZine Day」で公募セッションがあることを知ります。

アタラはこういった外部イベントへの登壇も奨励しているので、これまで海外メディアやカンファレンスで蓄積してきた知識をネタに、公募に申し込んでみることにしました。すると、公募セッションの選考に通過し、キーノート枠で登壇することが決定しました。

大きなイベントでのプレゼンテーション自体が初めてでしたので、資料やプレゼンに関するアドバイスをたくさんいただきました。アナグラム株式会社のオフィスで、アナグラムの社員さんをオーディエンスにリハーサルもさせてもらいました(フィードバックもいただき、本当にアナグラムの皆さんには感謝しております!)。

イベント当日は、台風の影響で天気が大荒れでしたが、それなりのお客さんに聞いてもらうことができました。当時のイベントレポートは以下でご覧いただけます。

この年は、アタラ主催の大型イベント「ATARA LIVE 2018」も開催しました。このイベントにおいて、私は進行管理を任されます。裏方ではありましたが、重要な役割を任せてもらえたことは純粋に嬉しかったです。それと同時に、まだ登壇するには早いということも実感し、もっと頑張らないとなぁと思った次第です。

2年目から担当していた大型案件は、先方の担当者変更によって何度も大変な局面を迎えました。クライアントの要望に寄り添いきる忍耐力や柔軟性はこの時期に鍛えられたと思います。案件を担当しながら、イベント登壇後も海外カンファレンスへの参加ならびにUnyoo.jpでの記事執筆は継続し、月1本以上のペースで記事執筆をしていました。Unyoo.jpの対談企画も積極的に行い、業界内の人脈もこの頃から広げていきました

入社4年目:臆することなく新しいことにチャレンジ

セールス、マーケティングともに板に付き、社内での存在感も大きくなってきていましたが、コンフォートゾーンに落ち着くことなく新しいことにチャレンジしていったのが4年目ではないかと思います。

セールスに関しては、この年に資本業務提携を開始した株式会社オーリーズとの初めての共同提案を実施しました。同じコンペ案件の問い合わせが別々にきていたことが発覚し、それであれば共同提案しましょうと私が提案、見事コンペに勝利することができました。以下はその事例となります。

マーケティングに関しては、Unyoo.jpで自身としては初めて連載を持つことにしました。海外のプログラマティック広告の最新情報中心に扱ってきましたが、少し日本国内にも目を向けた方がいいのではという役員の清水からのアドバイスを受けたのがきっかけです。たくさんの識者の方にインタビューさせていただき、業界内の人脈もかなり広げることができました。デジタル広告検証のグローバルリーダー企業として知られる Integral Ad ScienceのCEO Lisa Utzschneiderさんにもインタビューする機会をいただけました(とても緊張しました……)。

加えて、 サンフランシスコで開催されたGoogle Marketing Live 2019に参加させていただきました。これまでのマーケティング活動が評価され、私が指名でアタラを代表して参加することになりました。これまで参加してきた海外カンファレンスの中で最も印象に残っています。イベントレポート記事は以下となります。

このイベントレポート執筆をきっかけに、社内メンバーの中でもGoogleの広告プロダクトに詳しいというブランディングができ、広告運用トレーニングの案件も任せてもらえるようになりました。会長の佐藤宛に依頼のあった東京経済大学のゲスト講師も任され、初めて大学で講義を行いました。

Unyoo.jpのMeetupイベントも、この年に初めて企画しました。会長の佐藤と役員の清水から、そろそろイベントを主催してはどうかとアドバイスいただき、トライしました。話題がホットかつ登壇者の方々も豪華だったこともあり、とても盛況なイベントになりました。イベントレポート記事は以下となります。

入社5年目:チーフを飛び越してマネージャーに昇格

突然のコロナ禍に見舞われた2020年。もともとリモートベースでのワーキングスタイルだったこともあり、フルリモートへの移行はスムーズに行えた方だと思います。一方で、対面でのコミュニケーションの重要性にも気づかされました。

そんな中、CEOの杉原から「対面で相談したいことがある」とメッセージがありました。このようなメッセージをもらうのは初めてだったので、何事かと思いました。そして、この相談が「マネージャーになってほしい」というものでした。

当時、私には何も役職がついていませんでした。業界歴も社歴も私より長い他メンバーには、「チーフ」の役職がついており、それに関しては何も違和感を持っていませんでした。そんなチーフメンバーを飛び越してマネージャーというのは正直驚きましたが、何よりもマネージャーという要職を任せてもらえることに大きな喜びがありました。

この年の7月から正式にマネージャーに就任し、チームビルディングがスタートしました。自身の担当案件は持ちつつ、マーケティング活動もしつつ、採用含めたマネージャーとしての仕事もするというプレイングマネージャースタイルです。メンバーのケアはもちろん、責任範囲も広がり、それに伴い決断すべきことも増えました。新任マネージャーが通るべき道はそれなりに通ったと思っています。早い段階で色々と経験できたことは、いまとなっては良かったです。

入社6年目(現在):マネージャーとして、アタラの顔として

そして入社6年目の現在、引き続きプレイングマネージャーとして日々奔走しています。外部メディアでの露出も増え、徐々にアタラの顔として認知され始めてきているかなと勝手ながら想像しています。

ここ数か月間で、人の出入りもたくさんありました。いまは一緒にチームビルディングをしてくれる仲間を一生懸命探しています。

振り返ってみると、いまのアタラでの自分があるのは、好奇心とチャレンジ精神をもって、臆することなく様々なことに取り組み、結果を出し続けたからかなぁと思いました。アタラはそういったマインドセットを持った人を全面的にサポートしてくれますし、結果を出せばしっかりと評価してくれる環境を用意しています。

ここまで本記事を読んでくれた方の中にも、もしかしたらアタラで活躍できる方がいるかもしれません。現在未経験者は募集していませんが、経験者で興味のある方は、まずは一度私と話してみませんか。どこまで力になれるかは分かりませんが、キャリア相談でも全然OKです。

話を聞く前に、もう少しアタラのことを知りたいという方は、以下記事をご一読ください。私とCEOの杉原がインタビューに答えています。

もちろん、高瀬と話さなくとも採用応募しますという方は大歓迎です! 以下から直接ご応募ください。(いずれにしても採用面接で私と話すことになりますがw)

記事を読んでいただいた皆さん、貴重な時間をありがとうございました! 本記事に共感してくださったら、SNS等でシェアしてもらえるととても嬉しいです^^



▼アタラでは一緒に働くメンバーを募集しています▼

企業のデジタルマーケティングの自走化を支援するアタラ合同会社の公式noteです。アタラでの働き方やどんな社風なのか、デジタルマーケティングに関するTipsなどをご紹介します!