アタラのマーケティングチームです。

アタラCEO杉原剛のVoicyチャンネル「プラットフォームの思考回路」では、Google、Facebook、Amazon、Appleなど、プラットフォーム企業がどのように考え、進化しているのか、ビジネスのちょっとしたネタとして話せるポイントを、プロフェッショナルの視点でわかりやすく解説しています。

本記事では、6月5日〜6月9日の放送内容をまとめて紹介します。

#170 Apple対MetaのAR/VRヘッドセットを巡る競争

Appleは、2023年6月5日に開催されたWorldwide Developers ConferenceでAR/VR用の「Reality Pro」ヘッドセットを発表しましたが、Metaは10月にQuest 3を発表する予定だとのこと。

MediaPostは、Apple製品関連の確度の高い予想で知られる米Bloombergのマーク・ガーマン記者による2製品の比較、考察について報じています。今回の放送では、この記事の内容を紹介するとともに、2社のAR/VR製品についてコメントしています。

#171 YouTubeがInstagramやTikTokと比較してもクリエイターには一番儲かる？

インフルエンサーマーケティングプラットフォームAspireが1,000人以上のクリエイターを対象にした新しい調査結果を発表しました。その結果によると、多くのマーケターやインフルエンサーは、インフルエンサーマーケティング戦略においてInstagramやTikTokを優先しているが、YouTubeがクリエイターにとって最も収益性の高いプラットフォームという結果になりました。
また、ブランドにとっても、インフルエンサーマーケティングが最も費用対効果の高いチャネルであることも判明したとのこと。

放送では、この調査結果について紹介するとともに、コメントしています。

#172 Twitter、プログラマティック広告市場で初の広告インベントリ売り出しへ

今回はBusiness Insiderの記事からです。Twitterがプログラマティック広告市場で初めて広告インベントリを売り出すことが、関係筋への取材で判明しました。

この動きは、イーロン・マスクがTwitterを買収して以来落ち込んだ収益の一部を補完する助けとなるかもしれないとのこと。今回の放送では、この記事の内容について紹介するとともに、コメントしています。

#173 ウォルマートがリテールメディアが店頭ラジオ広告を追加へ

ウォルマートのリテールメディア「ウォルマート・コネクト」は、店舗内ラジオネットワークでの広告のベータテストに入りました。

先週開催されたウォルマートの株主・アソシエイト向けイベントにおいて、ウォルマートの最高収益責任者であるセス・ダレールは、「まだそれほど発展していないが、ブランドが消費者の買い物中に話しかけることができる方法」、つまり店頭ラジオ広告に関心を持っていると述べたとのこと。

毎週1億4,000万人以上の人々が店舗を訪れ、全米の90％の人々が少なくとも年に1回は店舗を訪れるというウォルマート。今回の放送では、その店舗内で流れるラジオや、テスト中のラジオ広告について紹介するとともに、コメントしています。

#174 アマゾンプライム・ビデオが広告つきプランを計画中

The Wall Street Journalの記事によると、アマゾンプライム・ビデオが広告つきプランを計画中とのこと。

NetflixやDisneyなどと同様、業界の流れに追随する動きではありますが、Amazonではどのような形で広告を導入する見込みなのか。放送では、記事の内容を紹介するとともに、コメントしています。

プラットフォームに関する最新情報や、一部のVoicy放送の内容のテキスト版は、広告運用とマーケティングの情報サイト「Unyoo.jp」でも紹介しています。あわせてご覧ください。