【イベントレポート】大和物流が取り組むサステナブルなデータ活用〜誰もが使いやすい環境づくりでデータドリブン文化を醸成〜
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【イベントレポート】大和物流が取り組むサステナブルなデータ活用〜誰もが使いやすい環境づくりでデータドリブン文化を醸成〜

アタラ合同会社 Official note

2022年3月2日(水)、「事例から学ぶ“最強のデータ 活用セミナー “DXは一日にして成らず” ~成功と失敗体験から学ぶデータ活用推進のカギ~」(主催:ドーモ株式会社、株式会社ビジネス・フォーラム事務局)と題したウェビナーを開催しました。

ウェビナーでは、大和物流株式会社 企画管理本部 情報システム部 業務支援グループグループ長 棚橋 伸治様にご登壇いただき、アタラ合同会社 データイノベーションコンサルティングチーム マネージャー 寺本 桂が、大和物流様が取り組んでこられている「誰もが使いやすい環境づくりでデータドリブン文化を醸成」という取り組みについてお伺いしました。

本レポートでは、当日の様子をダイジェストでお伝えします。

大和物流様のDXの取り組み

全国各地に物流拠点(物流センター)がある大和物流様は、「物流DX」と題し、物流のDXに取り組んでいます。

大和物流様の物流拠点ネットワーク(大和物流様資料より)

データ・デジタル技術を活用して、仕事の在り方(意思決定)・やり方を変え、競争上の優位性を確立・維持するということが、この物流DXの目指すところになります。

大和物流様の考えるDX(大和物流様資料より)

物流DX実現に向けて必要な取り組みは、大きく3つありました。1つ目が「見える化」。入荷から出荷の流れのすべてをデジタル化することで、全体を最適化します。2つ目が「標準化」、具体的には物流の機械化・自動化です。そして3つ目が、その先にある「省人化・生産性向上」です。

棚橋様は、「デジタル化とはあくまでも手段であり、その先の変革が目的」と断言。デジタル化することが目的となってしまうことが多いなか、目的をその先に力強く見据えていらっしゃるのがとても印象的でした。

誰もが活用できるデータ活用環境とは

大和物流様はDXを推進するにあたって、過去デジタル化に取り組んで失敗した経験もふまえ、新たなテーマ「データを活用した経営管理の高度化」を設定し、まずは以下の3点に取り組みました。

  1. 目的・ゴールを明確にする

  2. 推進体制を構築し、組織の連携を強化する

  3. 使いやすいBIツールの選定をする

目的は、「データを統合・整理・可視化・分析し、ビジネスの改革または新たなビジネス創造を行う」と設定されました。その結果もたらされる効果としては、「次のアクションへつなげる」「現場の問題点を把握し、意思決定につなげる」「議論の活性化につなげる」という3点を挙げ、メンバーと共有しています。

実は、このプロジェクトメンバーと目的や効果をはじめとした情報を共有すること。これはデジタルにかかわる人材育成の一歩にもあたる、とても重要な視点だと思います。

そして、選択するBIツールの条件として、

  • 全従業員に共有しやすい

  • 画面操作が分かりやすい

  • あらゆるデータが連携可能

という3点をおきました。この3点にマッチしたのが、Domoです。

大和物流様におけるDomo採用基準(大和物流様資料より)

また、いきなり全社導入するのではなく、小さな成功事例を積み重ねることでプロジェクトメンバーの自信にもつながりました。その結果、徐々に定着化へとつながっているところです。

さらに、ツールを身近に感じてもらえるよう、以下のような仕組みを実装しています。

  • BI本来の使い方だけでなく、付帯機能であるメッセージ配信機能なども積極的に使う

  • グループウェアとの連携により、いつのまにかDomoに触れている環境を作る

  • 全社公開したページの作成者の顔写真をいれて、親近感を持たせる

全社員がデータ分析を身近に感じられる組織に変革するというのは、大変で地道な作業です。今回のセミナーの “DXは一日にして成らず” というタイトル、まさにそのものですね。

今後の展開

大和物流様は、今後の展開として以下のことを考えられています。

  1. 在庫管理システム(内製WMS)と連携して、物流センター内のデータを可視化する

  2. 現場での活用事例を増やす(お客様とのミーティングでDomoを利用)

  3. DomoのTOPページをホームページのようなビジュアルにし、使いやすさを追求する

今後の課題もお話しいただきました。この課題は、物流という業種だけではなく、全業種共通の課題だと言えます。

  • 現場のデジタル化

  • 経営管理プラットフォームの構築

  • データサイエンティストの育成

  • データドリブンな企業風土の育成

棚橋様からは、「BIツールは人を動かすツールと考えていることから、情報だけがひとり歩きしないようにリスクを十分理解する必要がある」とのこと。それに対して、寺本から「人材育成という課題については、BIツールを使いこなし、データそのものを判断することの積み重ねにより、データサイエンティストの育成、それが組織風土の変革につながる」というお話をさせていただきました。

BIで人を動かすことにより、お客様に新しいものの見え方・考え方を体験していただく機会が多々あります。それゆえにプロジェクトを推進する難しさもあります。私たちは、お客様と一緒に伴走支援という形のお手伝いを通じて、問題解決をしていきたいと寺本からコメントさせていただき、当ウェビナーは閉会しました。


BI導入支援に関して、お気軽にご相談ください。
みなさまがデータ活用において新たなるステージへ向かわれることを楽しみにしております!!

▼アタラのBIシステム導入支援はこちら
https://www.atara.co.jp/solution_services/consulting_of_bi_dashboard


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