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デマンドジェネレーションとは、検索広告・SEO とは:ナレッジハイライト2024年4月号

アタラ株式会社マーケティングチームです。

アタラでは、「アタラ道場」という勉強会を開催しています。この勉強会では、広告プラットフォームのアップデートについての共有や、昨今のマーケティングトレンドに留まらず、メンバーそれぞれの強みを活かしたナレッジの共有を、毎回一人のコンサルタントが「師範」となって持ち回りで行っています。

今回は2024年3月に行われた道場の様子を、各道場の担当師範からダイジェストでお伝えします。

デマンドジェネレーション とは(石永)

デマンドジェネレーションとは

まず、デマンドジェネレーションという言葉を初めて聞くというメンバーがいたので、概要を説明しました。

Demand = 需要
Generation = 生成

そのままの訳ですが、デマンドジェネレーション(Demand Generation)とは、潜在顧客の関心を喚起し、その関心を製品やサービスへの実際の需要に変換するための戦略的なプロセスを指します。

デマンドジェネレーションの三つのプロセス

デマンドジェネレーション(Demand Generation)には、次の三つのプロセスがあります。

  • 見込み客を獲得する、リード・ジェネレーション

  • 見込み客を育成する、リード・ナーチャリング

  • 見込み客を選別する、リード・クオリフィケーション

を経て商談や受注に繋げ、それをマーケティングの一貫として行うことが多い、またそれぞれのセクションで何が重要になってくるかなども案内しました。

デマンドジェネレーションの施策例

次にそれぞれのセクションで具体的に行う施策やアクションも案内しました。三つのセクションの前後で認知活動や営業活動が行われることを理解して、デマンドジェネレーションを行うコツなども案内しています。

次によくあるKPIやセールスイネーブルメント(営業活動において継続的に成果をあげるための、営業組織の強化、最適化への取組のこと)も交えて考えることにより、より具体的な施策のイメージを持ってもらうことができたのではないかと思います。

デマンドジェネレーションと聞くと、BtoBのマーケティング施策と思われがちです。実際は、そうではなく、受注までのリードタイムが長かったり、個人の購入で検討する時間やより詳細な情報が求められる商材にも適用される施策であることを案内して会を締めました。

まとめ

BtoB、BtoC、リピート商材、高額商材、契約型、購入型などで行うべきマーケティングも変わってきます。単なる施策ではなく、ターゲットや顧客のインサイトを把握したうえでのマーケティングをするために、施策と戦略を紐づけるのは非常に重要だと考えています。

今回のようにある意味フレームワークに近いものを使う活動も、内容をしっかり把握したうえでマーケティングの戦略を立てるとより効果的な活動が行えると思います。

検索広告・SEO とは(星野)

検索広告とは、検索結果画面に表示される広告です。SEO(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすための手法を指します。

検索エンジンとは

まず、検索広告が表示される場所であり、SEOを行う対象である検索エンジンについて説明しました。

日本で使われている主な検索エンジンにはGoogle、Yahoo!、Microsft Bingがあり、なかでもGoogleが圧倒的なシェアを誇っています。そのため、検索広告やSEOを行う際は、Googleを前提として話が進むことが多いです。

検索結果画面の構成

検索結果画面は検索広告やショッピング広告、自然検索で構成されていることを説明しました。SEOでは、自然検索での流入数を増やすために各種施策を行います。

検索語句の種類

検索結果画面はユーザーが検索窓に入力する語句(クエリ)によって変わりますが、ここでは検索語句の種類について補足しました。検索広告やSEOでキーワードを選定する際はユーザーの検索意図を理解することで、適切なクリエイティブやコンテンツを考えることができます。

検索広告と自然検索(SEO)の違い

お客様に対してコンサルティングを行う際、検索広告とSEOのどちらを優先的に取り組むべきかという質問をいただくことがあります。状況によって打つべき施策は異なりますが、その際は時間やリソース、費用の観点で考えるとよいでしょう。

まとめ

検索広告とSEOは比較されやすい施策ですが、どちらも検索エンジンの上で行われる施策であり、ユーザーの検索意図に合わせて適切なコンテンツを届ける必要があることは共通しています。機能や仕組みに着目されることが多い両施策ですが、ユーザーの検索意図や背景を想像して解決策を提示するということを忘れずに、施策を実行していきたいですね。


アタラにはこうしたナレッジを共有する機会が非常に多くあります。今回の投稿を通じて少しでも興味を持っていただけると嬉しく思います。

※記事の肩書き、所属、内容は公開時点のものです。


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