Google スプレッドシートと連携しているGoogle データポータルのデータソースの切り替え方法
※こちらはgluサイトにて掲載しているコラムの転載記事です。
広告運用者がBIツールを導入し、広告パフォーマンスを管理・分析するニーズが高まってきている中、Google データポータル(旧:Google データスタジオ、以下データポータル)は無料で利用できる点もあり、注目が集まっています。
本コラムでは、Google スプレッドシート(以下スプレッドシート)をデータソースとしているデータポータルにおける、効率的なデータソースの切り替え方法を紹介します。
データソースの切り替えが必要なケース
本コラムでは、以下のようなケース(項目名や、その並び順は同じだが、URLが異なるスプレッドシートに切り替え)を想定しています。
1. データポータルのテンプレートが存在し、データソースを別アカウントのデータに切り替える場合
2. 今まで1つのスプレッドシートに複数シート用意してデータを保持していたが、上限データ量の関係でシート毎にスプレッドシートを分けて管理する必要が発生した場合
データソースを切り替える2つの方法
データソースを切り替える方法は、大きく2つの方法があります。
1. 新たにデータソースを追加してから切り替える方法
1つめは、新たにデータソースを追加してから切り替える方法です。
1-1.「データを追加」から「Google スプレッドシート」を選択します。
1-2. 接続したいスプレッドシートを選択し、追加します。
1-3. データソースを変更したいグラフを選択し、設定されているデータソースを切り替えます。
この切り替え方法の場合、グラフごとにデータソースを切り替える必要があるため、グラフを大量に使用しているレポートの場合、修正に時間がかかることが懸念されます。
2. 既存のデータソースに接続しているスプレッドシートを切り替える方法
2つめは、既存のデータソースに接続されているスプレッドシートを切り替える方法です。
2-1.「リソース」タブから「追加済みのデータソースの管理」を選択します。
2-2.「接続を編集」を選択します。
2-3. 接続したいスプレッドシートを選び、「再接続」を選択します。
再接続が完了すると、該当のデータソースに接続されていたスプレッドシートが切り替わるため、該当のデータソースを使用しているグラフの数値なども切り替わります。そのため、グラフごとのデータソースを変更するという工程が省略できます。
おわりに
「既存のデータソースに接続しているスプレッドシートを切り替える方法」は、切り替える前後でスプレッドシートの項目名や順番が同じである場合に、おすすめの変更方法です。
項目名や順番が異なる場合、想定外の挙動が起きる場合があるため、「新たにデータソースを追加してから切り替える方法」がおすすめです。グラフごとにデータソースを切り替えることで、グラフがエラーで表示されなくなったり、項目が変わったりした場合に気づきやすくなります。
下記記事では、スプレッドシートをデータソースとして利用したデータポータルのテンプレートを紹介しています。
【動画解説付き】運用型広告に使える Google データポータル レポートテンプレート
データポータルでは、Google 広告以外の広告パフォーマンスも閲覧したいとなると、各自でデータを収集する必要があり、データソースの管理工数が増加してしまいます。そこでgluのようなデータ収集システムを利用すれば、データソースの管理を効率化することが可能です。
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