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TikTok for Business #ForYou Summit2022イベントレポート:ナレッジハイライト2022年6月号

アタラのマーケティングコンサルティングチーム マネージャーの高瀬です。

アタラでは、「アタラ道場」という勉強会を開催しています。この勉強会は、広告プラットフォームのアップデートについての共有や、昨今のマーケティングトレンドに留まらず、メンバーそれぞれの強みを活かしたナレッジの共有を、毎回一人のコンサルタントが「師範」として持ち回りで行っています。

本記事では、簡単にではありますが、勉強会の様子を皆さんにもシェアしたいと思います!

今回紹介する道場は、2022年5月に開催された「イベントレポート TikTok for Business #ForYou Summit2022」です。

5,000名を超えるマーケターやブランド担当者が参加

マーケターの皆さんであれば、「TikTokをユーザーとして使用したことがない」という方はいないのではないでしょうか? 裏を返すと、まだ使ったことがないというマーケターの方は使ってみましょう。2021年9月にグローバルのMAU(Monthly Active User)が10億人を突破し、YouTubeの20億人(2019年時点、それ以降のアップデートなし)に迫る破竹の勢いで成長している動画プラットフォームは、いまやマーケターが押さえておかなければならない広告プラットフォームのひとつになりつつあります。YouTubeがショート、Instagramがリールを開発し現在も積極投資しているのは、言わずもがなTikTokの存在が背景にあります。

※出典:https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/1-billion-people-on-tiktok-thank-you

実際、米調査会社のeMarketerによれば、TikTokの広告売上は、2021年の38億8,000万ドルから今年は3倍の116億4,000万ドルに大きく躍進する見込みで、Twitterの55億8,000万ドル、Snapchatの48億6,000万ドル
と比べてもすでに遜色なく、この2社の広告収入を合計したものを上回る勢いです。2024年には、TikTokの広告収入は235億8,000万ドルになり、YouTube(236億5,000万ドル)と実質的に同等となる見込みです。

※参考リンク

日本においても、日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2021年ヒット商品ベスト30」で「TikTok売れ」が1位となるなど注目が高まるTikTok。2022年4月27日(水)、28日(木)の二日間、オンラインにて開催された年に一度の大型イベント「TikTok for Business #ForYou Summit 2022」では、5,000名を超えるマーケターやブランド担当者が参加したとのこと。5月のアタラ道場では、同イベントに参加した弊社メンバーがその内容をシェアしてくれました。

※参考リンク:

新たな認知チャネルとしてのTikTok

TikTokの最近のトレンドとして、上記「TikTok売れ」と併せて、TikTok上のコンテンツの多様化があります。ネット上でユーザーがマネとアレンジを重ねて楽しみながら広がっていく“meme(ミーム)”コンテンツのイメージが強いTikTokですが、「TikTok売れ」が象徴するように、商品の購入にダイレクトに影響するプラットフォームへと進化を遂げています。その背景にあるのはコンテンツの多様化で、エンタメやVlog(Video blog)、購入品紹介まですそ野を広げており、新たなコミュニティも形成されているとのことです。

コンテンツの多様化に伴い、TikTokがユーザーの興味の入口として機能する場面が増え、さらには他のメディアへの波及効果も期待でき、最終的な購買への影響力も増しているということなのでしょう。

※参考リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000046801.html

eBay Japanが運営するオープンマーケットプレイス「Qoo10」の「メガ割」の成功事例では、TikTokでサービス認知を目的とした縦型の広告を配信し、広告実績だけでなく、ブランドリフトにおいても想定以上のパフォーマンスが発揮できたことが紹介されました。広告配信後にオーガニック投稿も急増したとのことで、メガ割の認知獲得や売上にも一定の貢献を果たしたのではないかと想像しています。

Qoo10の事例のまとめとして、以下が紹介されたとのことです。

  • TikTokはブランドの新たな認知チャネルとして有効

  • 動画を活かしたエンターテイメントが、認知のみならず関与を高める

  • 認知施策を継続して行うことでコミュニティを醸成

  • コミュニティは購入を促すサポーターとなる

  • 数字の背景には、お客様の体験があり、満足度がある

クリエイターとのコラボレーション

日本ロレアル株式会社は、コスメブランド「メイベリン ニューヨーク」のリキッドファンデーション「Fit me」の売上拡大を目的に、TikTokでフルファネル型のキャンペーンを展開しました。「認知」と「購買意向」においてはK-POPアイドルITZYを起用したKey Visual素材をTopViewで展開、「理解促進」においてはクリエイター素材をInfeed adで展開することで、売上に繋げることに成功したとのことです。

※参考リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000046801.html

ネットショップ作成サービス「BASE」の事例でも、クリエイターを起用した事例が紹介されました。テレビCMの補完として、サービスの特徴やショップ開設の過程をクリエイターを通して伝えることを念頭におき、「オリジナルTシャツの作成」や「副業を簡単に始める」など、ユーザーが自分事化しやすい切り口で動画を制作したことがポイントとのことです。

Qoo10のメガ割、メイベリン ニューヨークのFit me、BASEの事例に共通しているのは、クリエイターとのコラボレーションです。実際、2022年4月に公開された「TikTok広告ブランドリフト調査 クリエイティブTips」によれば、TikTokクリエイターを起用した広告は、それ以外の広告に比べてローワーファネル向けのブランドリフト値が上がる傾向が見られ、かつTikTokでよく見られるUGC投稿と共通の特徴を持つ「TikTokライク」な広告は、一般的なCM風の広告と比較した場合、同じくローワーファネル向けのブランドリフト値が上がる傾向が見られるとのことです。

※出典:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/10956/

Qoo10の場合、CMライクな広告が結果的にオーガニック投稿を急増させていますし、フルファネル型のキャンペーンを展開したFit meは、商品に対する理解を促進させる目的でクリエイターを起用、BASEはテレビCMの補完的な役割として、サービスを自分事化してもらうことをテーマにクリエイターを起用するなど、各社成功事例と上記のブランドリフト調査の結果がリンクするように感じました。クリエイターが制作したTikTokライクな投稿が、ローワーファネル向けの施策として重要な位置を占めるかもしれませんね。


このように、アタラには道場はじめ、各自のナレッジをシェアしあったり、お互いに学び成長できる環境があります。本記事を通して少しでもアタラに興味を持ったというそこのあなた、まずは一度私と話してみませんか。どこまで力になれるかは分かりませんが、キャリア相談でも全然OKです。

話を聞く前に、もう少しアタラのことを知りたいという方は、以下の記事をご一読ください。私とCEOの杉原がインタビューに答えています。

また、アタラメンバーがそれぞれの得意領域について語るYouTube Live「ATARAランチタイムLive」を4月20日より開始しました。ランチタイムにちょっと知っておくと便利な情報を選りすぐってお送りします。7月13日開催予定の第5回のテーマは「広告代理店・コンサルティング会社の現在と未来」。視聴登録された方にYouTube Liveの限定公開URLをご案内しています。ぜひ以下ページから視聴登録をお願いいたします(過去のアーカイブ動画も視聴いただけます)。


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